Go-Tech事業に採択!東京大学と協力し、曲面配線実装自動化装置の開発に挑みます
研究開発計画名:「生体適応性デバイスの量産を実現する曲面配線実装自動化装置の開発」
弊社が考える生体適合性デバイスとは、皮膚のように柔らかく、外部形状変化に対してしなやかに形状変化するため、人体に直接装着した際、違和感なく使用し続けることが可能で、さらにセンサー機能、通信機能、蓄電機能も備えるものです。
例えば、生体適合性デバイスのひとつ、スマートコンタクトレンズ(SmartCL)は、センサー、ADコンバータチップ、アンテナ、無線給電・通信制御チップ、薄型蓄電素子をフレキ基板上に乗せ、柔らかい樹脂材料で封止したものです。
SmartCLのほかにも、実際に、嚥下型内視鏡や口腔内活動のモニタリングなど生体適応性デバイスの引き合いはあり、量産のニーズは高いとみられます。
この度、弊社は、東京大学の長谷川達夫教授の研究室と協力し、弊社のデバイス技術と彼らの微細配線技術を用い、微細曲面に実装する技術及び機械を開発することで、量産の実現を目指します。それにより、生体信号の常時モニタリング等で健康増進、AR/VRデバイスへの応用、宇宙分野では人工衛星のさらなる小型化といった展開も期待できます。今回の共同研究は、こうした幅広い分野での実用化と社会貢献を見据えた取り組みです。
東京大学 長谷川達生研究室
革新的印刷プロセスの開発:長谷川達生研究室 - 2.「革新的印刷プロセスの開発

Go-Tech事業:成長型中小企業等研究開発支援事業
経済産業省による、中小企業等が大学、公設試等の研究機関等と連携して行う、ものづくり基盤技術及びサービスの高度化に向けた研究開発及び事業化に向けた取組を一貫して支援する事業
成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業) (METI/経済産業省関東経済産業局)
令和7年度 採択案件一覧:250626saitaku_02.pdf